アップル、インドへの小売展開に「扉が開かれた」

アップル、インドへの小売展開に「扉が開かれた」

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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インド政府が外国企業による単一ブランド小売店の完全所有を認めたため、世界で2番目に人口の多い国であるインドにアップル初の小売店をオープンする可能性がある。

livemint.comは今週、インド産業政策振興省の高官の発言を引用し( iPhoneHacks経由)、Appleがインドへの直営店開設について政府と長らく協議を続けてきたと報じた。同社は2006年にインドにテクニカルサポートセンターを開設しようと試みたが、最終的に計画を撤回した。

しかし、政策が変更された今、匿名の当局者は、アップルがインドに大成功を収めている小売店をオープンする「道が開かれた」と語った。

現在、インドにはApple Storeはありませんが、ImagineやiStoreといったチェーン店と販売代理店契約を結んでいます。Apple Storeのほとんどは米国にありますが、近年は英国、フランス、ドイツ、日本、中国にも展開を拡大しています。

インドの人口は推定12億人を超え、世界最大の人口を誇る中国の13億人に次ぐ規模です。中国はAppleの成長において極めて重要な役割を果たしており、同社の製品ライン全体がこの東アジアの国で人気を博しています。

先週、中国で新型iPhone 4Sの発表会が行われた際、多くの観客が詰めかけたものの、騒ぎがあまりにも大きく、Appleは新型スマートフォンの発売を延期せざるを得ませんでした。北京と上海のApple正規販売店では先週金曜日、iPhone 4Sの販売を中止しましたが、提携キャリアや正規販売代理店は販売を開始しました。

iPhone 4Sは、世界第2位のモバイル市場であるインドで昨年11月に発売されました。Appleはこれまでで最も速いスピードでiPhone 4Sを新たな国々に展開し続け、発売は順調に進んだようです。