ロジャー・フィンガス
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インド通信大臣が金曜日に発表したところによると、アップルはインドで中古のiPhoneを輸入し再販するための政府の承認を求めている。
タイムズ・オブ・インディアによると、ラビ・シャンカール・プラサード氏はインド上院であるラージヤ・サバー(Rajya Sabha)に宛てた書簡で、「インドで販売するための認定中古iPhoneの輸入と製造に関するアップルからの申請が、環境森林省に受理された」と述べた。しかしプラサード氏は、政府はまだ何も承認していないと付け加えた。
Appleがどのモデルを輸入するかは不明だが、これはインドのスマートフォン市場への更なる浸透を図る戦略だろう。近年の成長にもかかわらず、Appleのインドにおける販売シェアはわずかで、SamsungやMicromaxといった競合他社に大きく後れを取っている。現行モデルのiPhoneは現地の消費者にとって手の届かない価格帯であることが多いため、これらの企業は価格面でより有利な立場にある。
Appleはつい最近、インドでiPhone 4Sと5cの販売を中止した。4Sの販売を継続することで、同社は12,000ルピー(約175ドル)でスマートフォンを提供することができた。
来年にはこの地域におけるアップルの存在感が強まる予定で、ハイデラバードに新しい開発オフィスが開設され、インド初のアップルストアがオープンする可能性もある。