WSJ:アップル、年末までにベライゾン対応のCDMA iPhoneを開発へ

WSJ:アップル、年末までにベライゾン対応のCDMA iPhoneを開発へ

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ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルは2010年末までにベライゾンと互換性のある新型iPhoneの量産を開始する計画で、これにより米国最大手の通信事業者は来年初めまでにこの携帯電話を発売できるようになるという。

同紙は水曜日、アップルから説明を受けた関係者が、この端末は現行のiPhone 4と同じデザインになると語ったと報じた。しかし、端末内部にはベライゾンのネットワークと互換性のあるCDMAチップセットが搭載されると言われている。

報道によると、新型CDMA iPhoneにはクアルコム製のチップが搭載されるとのこと。発売は2011年第1四半期とされている。

クアルコムの関与疑惑は、同社がCDMA iPhoneでAppleと提携するとの9月下旬の報道を裏付けるものとなる。現行のGSM iPhoneはUMTS/HSPA+技術を採用しており、Verizonとは互換性がない。

情報筋によると、Appleは「現在販売されているものとは異なるフォームファクター」を持つ第5世代iPhoneも開発中だという。発売日など、その他の情報は明らかにされていない。

この報道は、アップルの海外サプライヤーの情報筋が、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社が早ければ2011年初めにも、大画面と小画面の両方を備えた新型携帯電話を発売する計画だと示唆したことを、あるアナリストが明らかにした直後に発表された。アップルは、iPodブランドで行ったように、異なる品質の製品を提供するために、iPhoneのラインアップを拡大することを検討していると示唆された。

VerizonのiPhoneに関する噂は、この端末が最初に発表されて以来ずっとありました。米国では、依然として通信事業者AT&Tのみが販売しています。

こうした噂は2010年3月までほぼ沈静化していましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルがAppleがVerizon対応のiPhoneを開発中だと報じました。それ以降、2011年1月に発売されるとの報道が相次いでいます。

CDMA iPhoneはAppleで何カ月もテストされていると言われており、8月にはコード名N92と報じられたこのデバイスは生産段階まであと2歩と言われた。