マルコム・オーウェン
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AppleのmacOSにおけるiCloudの利用規約に関する早期通知
Appleは、一部のMacユーザーに対し、新しいiCloud利用規約への同意を求める通知を、適用開始予定日の4日前に送信しました。変更点は以下のとおりです。
Macユーザーは、iCloudの利用を継続するには新しい利用規約に同意する必要があるという通知を受け取り始めています。この通知はAppleにとってごく一般的なものですが、どうやら予定より早く届いたようです。
通知を選択するとmacOS設定が開き、新しいiCloud利用規約のテキストを含むポップアップが表示されます。法的文書の一番下までスクロールすると、「最終改訂日:2024年9月16日」と記載されていることがわかります。
これは、このレポートが公開された時点から 4 日後のことです。
初期の iCloud 利用規約アップデートの macOS 設定ビュー。
利用規約欄の下に提供されたURLはAppleのウェブサイトに繋がり、「お探しのページは見つかりません」というメッセージが表示されます。このテキストが9月16日に公開される予定であれば、これは確かに理にかなっています。
利用規約の変更
2024 年 9 月 16 日のテキストの内容は、2023 年 9 月 18 日に最終改訂された既存の条件と比較していくつかの変更を加えています。AppleInsiderの比較により、文書には 2 つの一般的な変更カテゴリがあることがわかりました。
まず、AppleはApple IDをAppleアカウントに切り替えるなど、いくつかの変更を加えました。AppleはすでにソフトウェアエコシステムのほとんどでAppleアカウントへの参照を変更しているため、法的通知の更新もいずれは行われると予想されていました。
もう一つの決定的な変更は、第5項「コンテンツとあなたの行動」です。「あなたの行動」のリストに新たな用語が追加されました。その他のリスト項目は通常通り含まれています。
新たな追加事項では、ユーザーは以下の目的でサービスを使用してはならないと規定されています。
3. 児童性的虐待素材 (CSAM)、児童性的搾取素材 (CSEM)、その他児童に有害なコンテンツの作成、共有、アップロード、保管など、いかなる形であれ児童を搾取、危害、脅迫する活動に従事すること。
この新しいガイドラインには、他人へのストーカー行為や嫌がらせ、違法またはわいせつなコンテンツのアップロードやダウンロード、知的財産権の侵害、その他の悪意ある行為を避けるよう警告が添えられている。