アップル、ブラッド・ピット主演、ジョセフ・コシンスキー監督のF1映画制作契約を締結

アップル、ブラッド・ピット主演、ジョセフ・コシンスキー監督のF1映画制作契約を締結

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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アップルは、ブラッド・ピット主演のタイトル未定のF1レース映画の契約を締結した。これは、ストリーミングと劇場映画配給会社の関わり方に変化をもたらす可能性がある。

ハリウッド・レポーター紙によると、この契約は完了までに約5カ月かかり、アップルはジョセフ・コシンスキー監督のタイトル未定の映画の権利を取得することになるという。

報道によると、この契約により、『トップガン マーヴェリック』の監督を務めたコシンスキーと、同作の他の制作メンバーが再びタッグを組むことになる。脚本家のアーレン・クルーガー、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、チャド・オマーンもその一人だ。

コシンスキーとピットの華やかさに加え、契約の複雑さも注目に値する。本作はApple TV Plusで配信される前に、少なくとも30日間、最長60日間、世界中で独占公開される。配給パートナーとの契約が必要となるが、いつ契約が成立するかは不明だ。

映画取引におけるもう一つの初事例として、関係者がハリウッド・レポーター誌に語ったところによると、Appleと映画製作会社は劇場公開による収益を50対50で分配する。Appleはクリエイティブチームに、前払い金、買収手数料、劇場公開手数料の3つの方法で報酬を支払う。

コシンスキーとブラッカイマーの給料は8桁に達する可能性があり、ピットは4000万ドルから5000万ドルを稼ぐ可能性がある。

Appleが自社オリジナル映画を劇場公開するのは今回が初めてではない。過去には『ウルフウォーカーズ』と『マクベスの悲劇』が公開されている。しかし、今回の契約規模の大きさから、劇場公開はより壮大なスケールとなるだろう。