マイク・ワーテル
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画像クレジット: アンドリュー・ハーニック -- AP
ドナルド・トランプ次期大統領は、火曜日にソフトバンクの最高経営責任者と会談した後、同社が米国事業に500億ドルを投資し、その結果5万人の新規雇用を創出することに同意したとツイートした。
ソフトバンク創業者兼CEOの孫正義氏は、ニューヨーク市のトランプタワーにあるトランプ氏の政権移行チームのオフィスでトランプ氏と会談した。孫氏は、今回の投資を含む1,000億ドル規模の国際投資ファンドの設立を進めている。ファンドはまだ完全には構築されていないものの、既に700億ドルの資金が集まり、潜在的な投資家からの応募が殺到しているという。
日本のマサ(ソフトバンク)は、米国の企業に500億ドルを投資し、5万人の新規雇用を創出することに同意した。
— ドナルド・J・トランプ(@realDonaldTrump)2016年12月6日
トランプ氏は、自分が選挙に勝っていなければこの投資は行われなかったと主張している。
マサは、我々(トランプ)が選挙に勝っていなかったら、こんなことは決してしなかっただろうと言った!
— ドナルド・J・トランプ(@realDonaldTrump)2016年12月6日
孫氏は、オバマ政権によって一度は却下されたスプリント(ソフトバンクが80%を保有)とTモバイルの合併を、この資金で再び試みる可能性がある。米国第3位と第4位の通信事業者の合併は、無線通信市場の状況を劇的に変えることになるだろう。
ソフトバンクが買収から撤退した時点で、Tモバイルに対する買収提案の額は320億ドルと見積もられていた。
孫氏はまた、7月にチップ製造会社でありAppleのサプライヤーでもあるARMホールディングスを320億ドルで買収した実績もある。
Appleが2007年に初代iPhoneにIntelチップではなくARMアプリケーションプロセッサを採用した決定は、Appleだけでなくモバイル業界全体の未来を決定づける画期的な決断となりました。それ以来、iPad、Apple TV、iPod touchにもARMベースのカスタム設計が採用されてきました。
AppleはARMのチップ設計と開発を採用し、大幅にカスタマイズして独自のAシリーズプロセッサを構築しており、製造業務は過去にはSamsungが、現在は主にTaiwan Semiconductor Manufacturing Companyが担当している。