アップルはカラーの才能を買収したと報じられているが、会社自体は買収していない。

アップルはカラーの才能を買収したと報じられているが、会社自体は買収していない。

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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新たな報道によると、Appleはソーシャルビデオの新興企業Colorを買収したわけではないが、約20人の従業員からなる同社のエンジニアリングチームを500万ドルで買収したという。

水曜日に浮上したAppleがColorを買収したという噂に反論し、All Things Dのリズ・ガネス氏は木曜日、AppleはColorのエンジニアリングチームを「買収」したと明かした。従業員の買収額は200万ドルから500万ドルと報じられている。

つまり、AppleがColor社を「数百万ドル」で買収したという以前の主張は誤りだったということになります。Appleが買収したのは、約20名という比較的小規模な人材でした。

「アップルはカラー社の技術、知的財産、ドメイン名、負債を買い取るつもりはありません」とガンネス氏は述べた。「それらはアップル社に残されます。同社はまだ銀行に相当額の現金(約2500万ドル)を保有しており、今後は事業を縮小していく予定です。」

Color に関連する噂や誤情報が相次いだのは、Color の従業員、同社の CEO である Bill Nguyen 氏、元従業員、投資家、さらには Apple 社自体の間に形成されたと思われる「確執」が原因であるとされた。

2011年にビル・グエン氏とピーター・ファム氏によって設立されたカラーラボは、ローンチ前の資金調達ラウンドで4100万ドルを調達したことで、物議を醸しました。これは、多くの同業スタートアップ企業がシードラウンドで通常100万ドルを調達するのに対し、巨額の投資でした。同社は写真共有アプリをリリースしましたが、ユーザー獲得には至らず、ファム氏はローンチから3か月後に退社、最高製品責任者のDJ・パティル氏も1か月後に退社しました。

グエン氏は戦略を変更し、ユーザーが30秒間の無音動画を録画してFacebookに投稿できる新しい動画共有アプリを開発した。この方向性がカラー社に5月にベライゾン社との契約獲得のきっかけとなった。