アップル、サニーベールの巨大キャンパスの買収契約を締結か

アップル、サニーベールの巨大キャンパスの買収契約を締結か

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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アップルは、カリフォルニア州サニーベールに建設予定の77万平方フィートのキャンパスのリース契約を結んだと報じられている。同キャンパスは、現在クパチーノで建設中の「宇宙船」キャンパス2のすぐ近くで、同地域における同社のすでに大きな存在感をさらに拡大することになる。

Silicon Valley Business Journalによると、AppleはLandbank Investments LLCと、同社の今後建設予定のセントラル&ウルフキャンパスの入居契約を締結した。契約条件は不明だが、同誌はAppleがこの開発物件の購入ではなく、リース契約を選択したと見ている。

承認された建築設計を公開するために開設されたウェブサイトには、中央の中庭を囲むように3つの有機的な形状の多層構造が接続され、3枚の花びらを持つ花のような形を成している様子が示されています。Appleがこの提案建築を採用するかどうかはまだ不明ですが、現状では最大3,000人の従業員を収容できる設計となっています。

アップルの環境に優しいイメージに合わせ、サニーベール・キャンパスには、小さな公園、遊歩道、そして地元の植物が生い茂る広々としたオープンスペースが計画されている。従業員は、キャンパス2の円盤状のメイン棟を彷彿とさせる湾曲した窓から、緑豊かな景色を眺めることができる。この印象的なデザインは、シリコンバレーに新本社を建設する大手テクノロジー企業にもある程度取り入れられている。

開発業者はサニーベールの複合施設の具体的な建設スケジュールをまだ設定しておらず、アップルがいつ入居する予定なのかも現時点では不明だ。

興味深いことに、セントラル&ウルフのプロジェクトは、アップルが既に賃借している7棟のビル開発の向かい側に位置しています。サニーベール・クロッシングと呼ばれるこの複合施設は、約29万平方フィート(約28,000平方メートル)と比較的小規模で、約1,450人の従業員を収容できると報じられています。