マイク・ワーテル
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ARKit では iOS 11 対応デバイスに制限が設けられ、A9 または A10 ファミリー プロセッサを搭載したハードウェアのみが拡張現実ソフトウェアを使用できるようになりました。
Appleの開発者向け情報には、2つのプロセッサの互換性が明記されているものの、それ以外の補足情報はほとんどありません。Appleは、2つのプロセッサの「画期的なパフォーマンス」により「高速なシーン認識」が可能になると説明していますが、A8が技術的に同じ機能を実現できない理由については詳しく説明していません。
ARKitの制限により、iPhone 6s、iPhone SE、iPhone 7シリーズでこの技術を利用できます。iPadに関しては状況が少し制限されており、2017年モデルのiPadとiPad Proのみが対応モデルとなっています。
発表された iOS 11 リリースは、iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、最新の iPod Touch をサポートします。
Appleのクレイグ・フェデリギ副社長は、月曜日のWWDC基調講演でARKitを発表しました。同社によると、このプロジェクトには開発者ツールセットが含まれており、iPhoneとiPadをほぼ瞬時に世界最大のARプラットフォームにすることができるとのことです。
新しいARKitで作成されたソフトウェアのデモでは、ソフトウェアがテーブルの表面を識別し、その表面に合わせて適切なスケールの仮想コーヒーカップを配置しました。表面にランプを追加すると、フェデリギ氏がカップの周りでランプを動かすと、照明モデルが動的に調整されました。