マイキー・キャンベル
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チームスターズの代表は先週、アップル、アムトラック、イーベイ、ジェネンテック、ヤフー、ジンガのCEOに対し、各社の従業員にサービスを提供するために契約しているシャトルバスの運転手らが組合結成を希望していると通知した。
USA Todayの報道によると、チームスターズ支部853インターナショナルの副会長兼会計幹事であるローム・アロイーズ氏によると、コンパス・トランスポーテーションで働くドライバーの大多数が組合承認カードに署名しているという。コンパス・トランスポーテーションは現在、約120人のフルタイムおよびパートタイムのドライバーを雇用し、アップルなどのテクノロジー企業の従業員を職場と自宅の間を送迎している。
「フェイスブックのドライバーが組合に投票したことで、間違いなく他の会社のドライバーの関心が刺激された」とアロイーズ氏は、ソーシャルメディア大手フェイスブックのドライバーの最近の組合結成に言及して語った。
シャトル運転手が組合結成に動く原動力となっているのは賃金だ。例えば、Facebookと契約しているLoop Transportationの運転手は時給18ドルから20ドルで、「マラソン」のような長時間労働を強いられている。一方、Compassの運転手は朝と夜に12時間から16時間のシフト勤務をこなしている。運転手たちは、契約しているテック企業の富裕層としての地位に見合った賃金を求めているのだ。
アロイーズ氏は、アップルのティム・クックCEOを含むシリコンバレーのCEOに宛てたメモの中で、影響力のあるハイテク企業の支持を得て、コンパスに交渉に応じるよう圧力をかけたいと考えている。
「コンパス・トランスポーテーションは、従業員が代表権を持つことで得られる利益を追求するのを阻止するため、既に組合潰しの手法を用いている」とアロイーズ氏は記している。「コンパスが従業員の代表権を奪い続けるキャンペーンをエスカレートさせるにつれ、脅迫、強制、威嚇といった戦術へと確実に変化がもたらされるだろうが、あなた方は変化をもたらすことができる。」
問題の根底にあるのは、運転手や警備員といった非熟練労働者と、6桁の給与を稼ぐテクノロジー企業の従業員との間の大きな賃金格差です。また、サンフランシスコでは、長年の住民が裕福なテクノロジー企業の従業員に追い出されている、いわゆる「ジェントリフィケーション」が問題となっています。
11月、労働組合はアップルに対し、社内巡回のために契約している警備員の待遇改善を強く求めました。ここでも、待遇改善とは賃金の引き上げを意味します。