コーウェンはアップルを「アウトパフォーム」に格上げし、新しいフォームファクターのOLED iPhoneを想定

コーウェンはアップルを「アウトパフォーム」に格上げし、新しいフォームファクターのOLED iPhoneを想定

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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Martin Hajek による iPhone のコンセプト。

カウエン・アンド・カンパニーは水曜日、AAPL株の見通しを「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を135ドルに設定し、投資家に対し、アップルは今秋発売の「iPhone 7」以降で成長路線に戻ると確信していると語った。

アナリストのティモシー・アーキュリ氏と彼のチームは、2015年半ばからAppleの動向を傍観してきた。しかし今週、次世代iPhoneが9月に発売されるとの見通しを理由に、再び買いに転じた。

たとえ「iPhone 7」が単なる「進化版」だとしても、2年前の携帯電話のアップグレードを考えているiPhone 6とiPhone 6 Plusの購入者からAppleは利益を得られるだろうとアルキュリ氏は考えている。

アルキュリ氏はまた、今週Appleが5.8インチのAMOLEDディスプレイを搭載した新しいiPhoneのデザインに取り組んでおり、早ければ2017年に登場するかもしれないという噂に勇気づけられた。同氏にとって、2017年にOLEDを採用することでAppleの「成長懸念」が解決され、エッジツーエッジディスプレイなどの新しいフォームファクタのiPhoneを開発できるようになる可能性がある。

「フレックスOLEDはAAPLに製品設計の重要な新たな自由度を与える一方、2017年の採用は2018年以降に加速するはずの新たなイノベーションサイクルへの『架け橋』となる」とアルキュリ氏は書いている。

最後に、彼はAAPLの株価が大手テクノロジー企業と比較すると依然として約25%、S&P500と比較すると30%割安で取引されていると指摘した。彼にとって、現在の評価額は同社にとって「強固なバックストップ」となり、投資家に安心して購入できるはずだと考えている。