クリス・スミス
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NetMarketShareの最新の追跡データによると、Mac OS Xは世界シェアを着実に伸ばしており、5月の5.60%から6月には5.67%、7月には5.96%へとシェアを伸ばしています。先月末には、世界シェアは6.03%、米国では13.42%に達しました。
一方、Microsoft Windows の統合バージョンは、8 月末時点で 92.90% のシェアで引き続き世界市場をリードし、Linux は 1.07% のシェアで 3 位に浮上しました。
7月20日に販売開始されたAppleの最新デスクトップOS、Mac OS X 10.7 Lionは、既に市場シェア1.03%を獲得しています。これは、Leopardの1.17%、Snow Leopardの3.46%を大きく上回っています。これらの数値は、Net Applicationsが追跡している1億6000万人のインターネット訪問者のサンプルに基づいています。ユーザーがLionにアップグレードしたことで、LeopardとSnow Leopardの市場シェアはそれぞれ1.24%と4%から低下しましたが、Mac OS Xの合計シェアは、新型Macの販売により5.96%から上昇しました。
デスクトップ オペレーティング システムのプラットフォーム別市場シェア (2011 年 8 月)
Lionの普及率は、Appleの以前のメジャーMac OSリリースであるSnow Leopardと比べて大幅に向上しました。Snow Leopardは、Lionと同様に29.99ドルという価格設定にもかかわらず、発売初月のシェアはわずか0.78%で、2ヶ月目にようやく1%を超えました。
デスクトップ オペレーティング システムのバージョン別市場シェア、2011 年 8 月
この現象は、AppleがLionで導入した新しい配布システムによって説明できるかもしれない。このOSはMac App Storeでのみ販売されており、デフォルトの配布方法が物理DVDだったSnow Leopardと比べて、より多くの顧客が早期にアップグレードを決断した可能性がある。
Apple 社は、デジタルストアから直接オペレーティングシステムを購入したり、インターネット経由で 3.49 GB の大きなインストールファイルをダウンロードしたりすることを望まない顧客のニーズに応えるため、今月初めに 69 ドルの Mac OS X Lion USB サムドライブの販売を開始した。
Mac OSの世界市場シェア
同社は発売の翌日、同ソフトウェアの売上が100万台を超え、同社史上最も成功したオペレーティングシステムの発売となったと発表した。