アップルは「店舗内店舗」でインドでの存在感を強化すると報じられている

アップルは「店舗内店舗」でインドでの存在感を強化すると報じられている

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金曜日の報道によると、アップルは世界で2番目に人口の多い国インド全土にいわゆる「店舗内店舗」を建設する契約を結び、同国の新興スマートフォン市場に参入しようとしているという。

アップルは、急成長するインド市場へのより大規模な参入を計画していると言われていると、エコノミック・タイムズ紙は報じている。同紙は、同社のインド地域担当トップ2人が将来の提携について小売業者と面会したと報じている。同社は現在、同地域に公式のアップルストアを構えていない。

アップルのインド事業責任者マニーシュ・ディール氏と通信事業責任者サンジェイ・カウル氏は、複数の地元小売業者と提携して「店舗内ストア」を設立し、インドの小規模都市への進出を積極的に進めていると報じられている。アップルはフランチャイズモデルで運営される、合計100店舗の独占的な「独立型」ストアの開設を検討していると言われている。

情報筋によると、ディール氏とカウル氏は月曜日にインド最大の家電量販チェーンのCEOや幹部20人と会談し、アップルの「ティア2・3市場」上位50社への進出計画を説明した。重点は店舗内ストアで販売されるiPhone、iPad、iPodになる模様だ。

幹部らが具体的に何を考えているかは不明だが、アップルはすでに米国内のターゲットや、さらに大規模なベスト・バイで同様の体制を敷いている。

「アップルは売上目標を達成すれば15~20%のマージンを約束しているものの、これほどの広さを確保したり、内装に多額の投資をしても、小規模な町の店舗では適切な投資収益が得られない可能性がある。大都市の店舗と同等の売上は期待できないからだ」と、あるインド小売業者の幹部は述べた。「野心的な話だ」

噂されているインド計画のタイムラインは明らかにされていないが、情報筋によると同社は少なくとも会計年度が終わる前に店舗展開を開始する予定だという。