Androidが主流のT-Mobileは依然としてAppleのiPhoneの発表を待っている

Androidが主流のT-Mobileは依然としてAppleのiPhoneの発表を待っている

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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Tモバイルの最高マーケティング責任者、コール・ブロッドマン氏は月曜日、同社のスマートフォン販売の90%はAndroid搭載端末だが、アップルが関心を示した場合にはいつでも「iPhoneをラインナップに加えたい」と語った。

GigaOM Mobilizeカンファレンスで講演したブロッドマン氏は、T-Mobileは来月予定されている待望のiPhone 5の発売には参加せず、旧モデルのiPhoneも提供しないことを改めて強調した。

「アップルがiPhoneを発売するなら、ぜひとも手に入れたい」とブロッドマン氏は述べた。「ボールはアップル側にある」

スプリントが今年後半にiPhoneの販売を開始することを示唆する十分な証拠がある中、T-モバイルは、モバイルコンピューティングの新時代を切り開いたスマートフォンを提供していない米国の4大通信事業者の中で最後の1社として目立っている。

昨年、Tモバイルの親会社であるドイツテレコムAGは、業績不振の原因をiPhoneの販売不振にあると非難した。同社は、かつて米国は同社にとって大きなビジネスチャンスだったものの、最近は加入者がiPhoneを優先し、Tモバイルネットワークから離れつつあると主張した。

ブロッドマン氏は、Tモバイルのネットワークで販売される携帯電話のうち75%がスマートフォンで、そのうち90%がグーグルのAndroidプラットフォームをベースにしていると指摘した。

他のスマートフォンプラットフォームの業績について尋ねられたブロッドマン氏は、来年にはBlackBerryが復活することを期待していると述べた。一方、ブロッドマン氏は、T-MobileはiPhoneを自社ネットワークに追加することに熱心だが、Appleはまだその申し出をしていないと示唆した。

「その電話を待つことにします」と彼は言った。