マイキー・キャンベル
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GigaOM Mobilizeカンファレンスで講演したブロッドマン氏は、T-Mobileは来月予定されている待望のiPhone 5の発売には参加せず、旧モデルのiPhoneも提供しないことを改めて強調した。
「アップルがiPhoneを発売するなら、ぜひとも手に入れたい」とブロッドマン氏は述べた。「ボールはアップル側にある」
スプリントが今年後半にiPhoneの販売を開始することを示唆する十分な証拠がある中、T-モバイルは、モバイルコンピューティングの新時代を切り開いたスマートフォンを提供していない米国の4大通信事業者の中で最後の1社として目立っている。
昨年、Tモバイルの親会社であるドイツテレコムAGは、業績不振の原因をiPhoneの販売不振にあると非難した。同社は、かつて米国は同社にとって大きなビジネスチャンスだったものの、最近は加入者がiPhoneを優先し、Tモバイルネットワークから離れつつあると主張した。
ブロッドマン氏は、Tモバイルのネットワークで販売される携帯電話のうち75%がスマートフォンで、そのうち90%がグーグルのAndroidプラットフォームをベースにしていると指摘した。
他のスマートフォンプラットフォームの業績について尋ねられたブロッドマン氏は、来年にはBlackBerryが復活することを期待していると述べた。一方、ブロッドマン氏は、T-MobileはiPhoneを自社ネットワークに追加することに熱心だが、Appleはまだその申し出をしていないと示唆した。
「その電話を待つことにします」と彼は言った。