マイキー・キャンベル
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アップルのCEOティム・クック氏は先週、直接所有する同社株1万715株を正体不明の慈善団体に寄贈した。金曜の取引終了時点でその額は500万ドルを超える。
米国証券取引委員会(SEC)によって記録され、本日公表されたクック氏の寄付は金曜日に実行された。株式の売却は行われなかったため、譲渡には報告価格は適用されなかった。
月曜日に換算すると、AAPLは503.43ドルで取引を終え、クック氏の贈り物は約540万ドルの価値となる。
クック氏の株式がどこに移転されたかは不明だが、同氏は過去に人権団体に寄付を行っている。企業の経営者は保有株式の動向を開示する義務があるが、慈善活動の寄付先を公表する義務はない。
2014年、クック氏は米国南部でLGBTの権利を推進する団体、ヒューマン・ライツ・キャンペーンのプロジェクト・ワン・アメリカに「多額の」寄付を行った。同年、ペンシルベニア州スティールバレー学区に29万1791ドルを寄付し、その資金は後に生徒と教師のためのiPad購入に充てられた。
クック氏は2015年と2018年にアップルの株式パッケージを非公開の慈善団体に譲渡したが、その団体の正体は明らかにされていない。
アップルのCEOは現在、個人信託で保有されているアップルの実質所有株式837,374株を管理している。