マルコム・オーウェン
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DuckDuckGoの検索結果に統合されたApple Mapsモジュール
プライバシー重視の DuckDuckGo のユーザーは Apple Maps 統合によるローカル検索結果が表示されるようになると検索エンジンが確認しており、MapKit JS の統合は位置情報ベースの検索と Maps タブの両方に使用されている。
DuckDuckGoへのApple Mapsの追加は、デスクトップとモバイルの両方で利用に影響し、OpenStreetMapを使用していた以前の地図ベースの検索結果に取って代わります。この変更により、DuckDuckGoの地図サービスはGoogleやMicrosoftのBingが提供するものに近づきますが、実際にはAppleのサービスを通じて提供されます。
「Apple MapKit JSを採用した最初のグローバル企業の一つ」と評されるDuckDuckGoは、改良された住所検索、強化された衛星画像、そして継続的に更新される地図をユーザーに提供しています。特定のエリアを検索すると、検索結果の場所を示す地図モジュールが表示され、展開すると詳細が表示されます。
データ重視の検索エンジンの慣例に従い、個人情報の収集と共有を禁止するプライバシーポリシーは統合にも適用され、個人を特定できる情報はAppleや第三者と共有されません。ローカル検索の場合、ユーザーのおおよその位置情報(位置情報)がブラウザから検索エンジンに送信される場合、その情報は使用後すぐに破棄されます。
DuckDuckGoの拡張されたAppleマップビュー
「私たちはAppleと緊密に協力して、オンラインでの信頼の新しい基準を確立できることを嬉しく思っており、このアップデートを楽しんでいただければ幸いです」とDuckDuckGoは書いている。
Appleは6月のWWDC 2018で、ウェブサイトに地図を埋め込むためのMapKit JSフレームワークへのアクセスを開発者に提供すると発表しました。これにより、既存のMapKitがブラウザ内で動作できるようになります。技術的にはベータ版であり、開発者は1日あたりキーごとに25万回の地図初期化という無料利用制限の範囲内で作業を行う必要があります。また、ジオコーディングと検索を含むサービスリクエストは1日あたり25,000回までという制限もあります。ただし、開発者はより多くの割り当てが必要な場合はAppleに連絡することができます。
DuckDuckGo が MapKit JS をより高い割り当てで使用することについて Apple に連絡した可能性は非常に高いが、アクセスが有料であるかどうか、また有料であるとすればその費用はいくらなのかは不明である。