カール・アイカーン氏、株価下落後にアップルにさらに5億ドルを投資

カール・アイカーン氏、株価下落後にアップルにさらに5億ドルを投資

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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アップルの株価は、期待外れの業績報告を受けて火曜日の午前の取引で40ドル以上下落したが、億万長者の投資家カール・アイカーン氏は同社株をさらに5億ドル分購入したと発表した。

アイカーン氏はここ数ヶ月と同様、公式Twitterアカウントで自社株購入を発表した。当然のことながら、彼はアップルによる自社株買いプログラムの拡大への意欲をさらに強調した。

「私の買いはアップルの自社株買いプログラムと互角のようだが、彼らがその競争に勝つことを願っている」と彼は書いた。

この発表は、アイカーン氏がアップル株にさらに5億ドルを投資したと発表したわずか1週間後に行われた。つまり、アイカーン氏は過去1週間で10億ドル以上をアップルに投資したことになる。

AAPL株を5億ドル分追加購入しました。私の買いはAppleの自社株買いプログラムと互角のようですが、Appleが勝利することを願っています。

— カール・アイカーン(@Carl_C_Icahn)2014年1月28日

アイカーン氏は、アップルの取締役会が現金を蓄えていることを批判しているものの、同社自体には明るい未来があると信じている。彼は何度も、AAPLへの投資は「考えるまでもない」と述べている。

上場企業への絶大な影響力で知られるこの物言う投資家は、Appleが保有する1588億ドルの現金すべてを自社株に投資すべきだと考えている。しかし、株主に対してはより穏健な提案を提示し、委任状投票によって500億ドルの即時投資を求めている。

アップルは、取締役会がすでに「株主に追加の現金を還元する選択肢を慎重に検討している」と述べ、株主に対し、次回の年次投資家総会でこの提案に反対票を投じるよう勧告した。

アップルの株価は、月曜日に12月四半期決算を発表したことを受け、火曜日に急落した。同社にとって過去最高の四半期決算となったものの、投資家はさらなる成長を期待しており、特にiPhoneの販売台数が予想を下回る5100万台に落ち込んだことが懸念材料となった。