ケイティ・マーサル
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ウォール・ストリート・ジャーナル紙は木曜日、事情に詳しい関係者の話として、サムスンが9月30日締めの四半期にiPhoneの出荷台数が2000万台を突破したと報じた。この数字は公式ではないが、アップルが火曜日の四半期決算発表で発表した1710万台のiPhone出荷台数を上回ることになる。
サムスンは来週、第3四半期決算を正式に発表する予定で、その際に3ヶ月間のスマートフォン出荷台数も発表される見込みです。もし2,000万台という数字が維持されれば、サムスンはアップルだけでなく、1,680万台のスマートフォンを出荷したノキアも上回ることになります。
サムスンは今週初め、Googleと共同でAndroid 4.0「Ice Cream Sandwich」を搭載した新型Galaxy Nexusスマートフォンを発表し、大きな話題を呼んでいる。この端末は4.65インチのSuper HD AMOLEDディスプレイと1.2GHzデュアルコアプロセッサを搭載し、11月に米国、欧州、アジアで発売される。
スマートフォンの総出荷台数では、アップルは4-6月期にノキアを抜いて世界最大のベンダーとなり、1四半期で2,034万台のiPhoneを販売した。しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルが入手したサムスンのデータに基づくと、アップルのトップの座は長く続かなかった可能性がある。
アップルの幹部は火曜日、前四半期のiPhone販売が、次世代iPhoneの発売まで予想以上に時間がかかったことの影響を受けたと述べた。アップルは例年、6月に開催される世界開発者会議(WWDC)で新製品を発表してきたが、今年は新型iPhone 4Sの発表を10月まで延期した。
iPhone 4Sの正式発売に向けて噂が広がるにつれ、9月四半期末にかけてiPhone 4の売上に顕著な影響が出たと、Appleのティム・クックCEOは述べた。ウォール街のアナリストたちはこの移行を「一時的な中断」と呼び、iPhone 4Sの発売によりホリデーシーズンの四半期には売上が回復すると予想している。
もちろん、出荷台数はスマートフォン市場全体の一部に過ぎません。収益面で見ると、Appleは1月以来、世界最大の携帯電話ベンダーとなっています。今年初めに行われたある調査によると、Appleの世界モバイル市場におけるシェアは4%ですが、業界全体の利益の半分以上を占めています。