超薄型回路基板がミニLED iPad Pro、MacBook Proに搭載される

超薄型回路基板がミニLED iPad Pro、MacBook Proに搭載される

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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2020 iPad ProでApple Pencilを使う

報道によると、新たなサプライヤーが Apple のサプライチェーンに参入したとのこと。このサプライヤーは、近々 Apple の幅広い製品に搭載されると言われているミニ LED バックライト技術に不可欠な「超薄型」回路基板を供給するとのこと。

サプライチェーンに関する新たなレポートによると、Appleが将来のiPad Pro、iPad mini、MacBook Proに搭載予定のミニLED技術には、3層のリジッド基板が必要だという。ミニLED用の基板技術は、既存の技術に比べてより平坦な表面と、ミニLEDバックライト技術を支えるためのより高い穴密度を必要とすると報じられている。

新たなサプライヤーであるTripod TechnologyがAppleの目に留まったと報じられています。同社は優れたコスト管理によってAppleの製品群に参入し、Appleに材料を供給する他のサプライヤーよりも優れたサプライチェーンパフォーマンスを実現していると報じられています。

DigiTimesが木曜日に報じたところによると、製造前テストの結果、Tripod Technologyは以前噂されていたサプライヤーであるYoung Poong Electronicsからも受注する可能性があるという。主要サプライヤーであるZhen Ding Technologyは、このサプライヤー変更の影響を受けないとされている。

この出版物は、Apple製品に関する報道では実績が乏しいものの、サプライチェーンの詳細についてははるかに強い実績があり、最近、ミニLEDを搭載したiPad Proが2021年初頭に発売されると述べた。

この情報は、AppleのMini LEDデバイスの発売が2021年第1四半期まで延期される見込みだというアナリストのミンチー・クオ氏の以前のレポートに、より詳しい情報を提供するものだ。コロナウイルスのパンデミックによるロックダウンが始まる前、クオ氏は、iPad miniからiMac Proに至るまで、Mini LEDスクリーンを搭載した6種類のデバイスがすべて2020年末までに発売されると予想していた。

ディスプレイの画像を形成する独立したマイクロLEDとは異なり、ミニLEDはLCDパネルのバックライトとして使用され、OLEDの利点の一部を提供します。さらに、適切な基板に実装すれば、フレキシブルデバイスや折りたたみ式デバイスにも使用できるという利点もあります。