インテル、AppleのMacBookシリーズ向け第4世代Coreプロセッサーを発表

インテル、AppleのMacBookシリーズ向け第4世代Coreプロセッサーを発表

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Intel 副社長兼 PC クライアント グループ マネージャーのカーク・スカウゲン氏が CES で新しい Core シリーズのラインナップを紹介。| 出典: Intel

インテルは月曜日、今年後半に市場投入予定の複数の次世代プロセッサーのデモを行った。これには、アップルの2013年MacBook ProおよびMacBook Airの刷新版に搭載が予定されている同社の第4世代CoreシリーズCPU「Haswell」の低電力バージョンも含まれている。

インテルの基調講演では、主にスマートフォンやウルトラブックへのチップメーカーの進出に焦点が当てられており、Appleについては具体的には触れられなかったが、月曜日に概要が発表されたプロセッサは、今年後半にMacBookのラインナップに搭載される可能性が高い。

インテルのPCクライアントグループ責任者であるカーク・スカウゲン氏によると、第4世代Coreプロセッサフ​​ァミリーは、Ultrabookイニシアチブ向けに特別に設計された初のプロセッサです。この新しいシリコンは、インテル史上最大のバッテリー寿命向上をもたらすと言われており、このCPUを搭載したノートパソコンは、外出先での連続使用で9~13時間を実現しています。

「第4世代Coreプロセッサは、Ultrabookを念頭にゼロから開発された初のIntel製チップです」とスカウゲン氏は述べた。「低消費電力Coreプロセッサの飛躍的な進歩と、タッチ操作対応システムの大幅な普及により、より薄型・軽量でありながら、タッチ、音声、ジェスチャー操作といった人間に近い操作性を実現できる性能を備えた、コンバーチブル型Ultrabookやタブレットの新たな波が押し寄せることを期待しています。」

インテルは、今年の薄型軽量モデルラインナップにおいてタッチ機能の搭載を強力に推進しており、OEM各社に対し「Ultrabook」ブランドの使用と引き換えにタッチ機能の搭載を義務付けています。また、2013年モデルのUltrabookメーカーに対し、ユーザーがHDTVでデジタルコンテンツを視聴できるよう、Intel Wireless Displayテクノロジーを2013年モデルに搭載することを義務付けています。

Appleは、MacBook Airへの対抗策と目されるUltrabook構想に参加していないため、ノートパソコンにタッチスクリーン技術を搭載する義務を負っていません。マルチタッチ対応MacBookが登場するという報道はなく、業界筋によると、Appleは6月に既存デザインを踏襲した刷新版を発表するだけだとのことです。