AppleInsiderスタッフ
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アップルの小売事業部長という新たな役割に備える中、退任するバーバリーの最高経営責任者アンジェラ・アーレンツ氏は、新たな栄誉を受けることになる。大英帝国勲章デイムを授与される予定だ。
アンジェラ・アーレンツ氏は2014年にAppleのリテールおよびオンラインストア担当SVPに就任する予定。| 出典:The Times UK
アーレンツ氏には、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の妻で慈善家のメリンダ・ゲイツ氏も加わる。ヴォーグ誌によると、この栄誉は今後数週間のうちに両氏に授与される予定だ。
デイムの称号は、英国におけるナイトの称号、または「サー」の称号に相当する女性称号である。英国国籍以外の人がデイムの称号を授与されるのは女王の承認が必要だが、王室メンバーによって授与されることはないと言われている。
アップルは昨年10月、アーレンツ氏をリテールおよびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントの新たな役職に任命し、小売事業の統括を任せた。彼女はバーバリーでの職務を終えるため、この春までこの役職に就くことはない。
インディアナ州生まれの53歳のアーレンツ氏は、キャリアの大半をファッション業界で過ごしてきた。2006年には、1856年創業で現在1万1000人の従業員を擁する英国高級ブランド、バーバリーのCEOに就任した。