ニール・ヒューズ
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タイコンデロガ・セキュリティーズのブライアン・ホワイト氏は月曜日、アナリスト向けにアップルに関する詳細な85ページのレポートを発表した。同社はAAPL株のカバレッジを開始し、12ヶ月後の目標株価を430ドルとしている。同社の「好調な株価」は2011年も続くと見込んでいる。
「アップルは、企業市場、広告(モバイル、テレビなど)、「クラウドコンピューティング、ソーシャルネットワーキング」で大きなチャンスを掴むために変革を進めながら、デジタルライフスタイルへのトレンドをまだ活用する初期段階にあると我々は考えている」とホワイト氏は書いている。
ホワイト氏は、iPhone 4、iPad、新型iPod touch、Apple TVといった、これまでで最も人気の高い製品ラインナップが揃う今年のホリデーシーズンから、Appleにとって430ドルへの道が始まると述べた。過去6年間、ホリデーシーズンの10月はAppleの株価が最も好調だった時期だとホワイト氏は指摘した。
Appleは2010年度に710万台のiPadを販売し、2011年には181%増の1990万台に達すると予想されている。2012年度には2580万台のiPadを販売すると予測している。
「今年のホリデーシーズンで最も切望されるギフトはiPadになるだろうと我々は考えています」とホワイト氏は記した。「Appleは明らかに、これまで考えられなかったような体験を消費者に提供し、その過程で私たちの世界を変革しています。さらに、教育、ヘルスケア、そしてエンタープライズ市場におけるビジネスチャンスは依然として大きなものだと我々は考えています。」
また、ホワイト氏はiPhoneの販売増加はまだ初期段階にあると考えている。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、2010年に前年比78%増の3,690万台を販売する見込みだ。2011年度には4,910万台を販売し、2013年度には7,110万台に達するとホワイト氏は予測している。
また、iPhone、iPod、iPadの成功によりMacBookとiMacの売上も伸び、Macの販売台数は今年度1,370万台に達し、2011年には1,550万台に増加するだろうと同氏は述べた。
ホワイト氏は、アップルが2012年に売上高1000億ドルを達成するチャンスがあると考えている。また、同社が今後12カ月以内にエクソンを追い抜き、時価総額で世界最大の企業になるとも見ている。