モスバーグ氏、Apple TVはMac OSで動作すると明言

ウォール・ストリート・ジャーナルが水曜日に公開した Apple TV に関する最初のレビュー記事で、ウォルト・モスバーグ氏は、このワイヤレス・ストリーミング・メディア・ハブは確かに Apple の Mac OS X オペレーティング・システムの改良版を実行していると報告している。

「Apple TVは、40ギガバイトのハードディスク、インテル製プロセッサ、そして改良版のMac OSを搭載しているにもかかわらず、わずか8インチ四方、高さ1インチと、一般的なDVDプレーヤーやケーブルテレビ、衛星放送受信機よりもはるかに小型だ」とコラムニストは書いている。「そして、機能は厳選されている」

友人のスティーブ・ジョブズから送られてきた Apple TV をこの 10 日間いじっていたモスバーグ氏は、この 299 ドルのデバイスは「ワイドスクリーンのテレビを持ち、大量の音楽、ビデオ、写真をコンピュータに保存している人にとっては非常に魅力的な製品になるはず」だと結論付けている。

「いくつか注目すべき制限はありますが、私たちは本当に気に入っています」と彼は書いている。「まさにAppleの伝統、シンプルでエレガントです。」

モスバーグ氏は、Apple TVがパイオニアのプラズマテレビと6台のコンピューター（ヒューレット・パッカードとデルのWindowsマシン3台、そしてAppleのMac3台）を標準Wi-Fiワイヤレスネットワークに接続し、完璧なパフォーマンスを発揮したとテストで述べた。「セットアップは簡単で、ユーザーインターフェースはすっきりとしていて使いやすく、画質もオーディオマニアやビデオマニアを除けば非常に良好でした」とモスバーグ氏は記している。「遠く離れたコンピューターから音声や動画を再生する際に、途切れたり、バッファリングしたり、途切れ途切れになったりすることはありませんでした。」

レビューによると、Apple TVの限界の一つは、ビデオコンテンツのストリーミングはできるものの、写真のストリーミングはまだできないことだ。写真はデバイスのハードドライブに同期された後にのみApple TVに表示されるが、モスバーグ氏は「Appleは今後写真のストリーミングを可能にする予定だ」と主張している。

ウォール・ストリート・ジャーナルのコラムニストは、Apple TVがiTunes Storeから直接コンテンツを購入できないこと、そして同様にインターネット上のコンテンツにアクセスできないことにも注目した。「Appleはいつもの秘密主義で、インターネットへの直接アクセス機能が拡張されるかどうか、またいつ拡張されるかについては明言を避けている」と同氏は述べた。「しかし、Appleが様々なコンテンツをインターネットから直接ストリーミングまたはダウンロードする機能を追加することは間違いないだろう。そして、この新機能はソフトウェアアップデートを通じて、現行のApple TVでも利用可能になるだろう」

総じてモスバーグ氏は、Apple TV を「コンピューターとテレビを簡単に組み合わせる、非常によく設計された製品」と呼んでいる。

発売に先立ち、AppleInsider は、iPhone と同様に、Apple TV は Apple の Mac OS X オペレーティングシステムの縮小版で動作するだろうと報じていた。