マルコム・オーウェン
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家具大手イケアは、FCCへの申請で、スマートブラインドの開閉に使用できると考えられる小型リモコンを製造していることが明らかになったことを受け、スマートホームデバイスのラインナップにさらに多くの製品を追加する可能性がある。
デイブ・ザッツ氏が発見したFCCの登録リストには、この機器の3つの画像が掲載されており、背面に記載される規制情報のイラストには「E1766 Tradfri」と記載されています。Tradfriは、イケアのホームオートメーション機器シリーズに付けられた名称で、カラーチェンジ電球も含まれています。
ラベルには「Open/Close Remote(開閉リモコン)」と記載されていますが、 Teknikveckanは電動ブラインドを操作するためのスイッチだと考えています。これは、IKEAが将来Tradfriブランドのブラインドを発売する可能性があることを示唆しています。顧客は以前から、既存の自動ブラインドシステムの費用の高さや、小売業者によるよりリーズナブルな価格設定への期待から、IKEAに自動化機能を備えたブラインドの製造を期待していたようです。
申請書類には、ブラインド用であることを裏付ける詳細情報はほとんど記載されていません。これは、制御のために他のデバイスに接続するスイッチであるためです。しかしながら、開閉を自動化できるスマートホーム製品の範囲が比較的限られていることから、ブラインドまたはカーテンシステムの制御に使用されることが示唆されます。ただし、構造がシンプルなため、ブラインドの方が可能性が高いと考えられます。
イケアはスマートホーム製品ラインの拡大を検討していると考えられており、8月の報道では10月にスマートプラグを発売する計画が示唆されています。スクリーンショットには、壁に取り付け可能な別売りのリモコン付きスマートプラグが写っており、FCC申請中の製品とデザインが似ているように見えますが、最近発見されたスイッチは「オン・オフ」ではなく「開閉」用であるため、全く別の製品である可能性が高いです。
リモコンやブラインドの機構が HomeKit と互換性があるかどうかは現時点では不明だが、イケアは初期問題をいくつか経験した後に、以前スマート電球のラインに Apple のホームオートメーションプラットフォームのサポートを追加したことを考えると、同社の新しいデバイスでも同様のサポートが行われる可能性は高い。