任天堂の社長がアップルを「未来の敵」と呼ぶ

任天堂の社長がアップルを「未来の敵」と呼ぶ

プリンス・マクリーンのプロフィール写真プリンス・マクリーン

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任天堂は6年ぶりの利益減少を経験し、事業立て直しに向けて準備を進めており、アップルを今後の主要な新たな競争相手と見ている。

英国タイムズ紙が報じたところによると、任天堂の岩田聡社長は幹部に対し、同社はすでにソニーとの戦いに勝利しており、今やアップルは「将来の敵」であると語ったという。

任天堂がソニーを打ち負かしたという自信は、昨年の年末商戦でWiiがプレイステーション3の2倍近くの売上を記録したという事実によって裏付けられている。しかし、Wiiの売上も減少傾向にある。第1四半期の売上高は前年同期比21%減と、任天堂は報告している。

同様に、任天堂の DS は依然として最も売れている携帯型ゲーム機ですが、その地位は現在 Apple の iPhone および iPod touch プラットフォームに侵されています。

任天堂は近年、若者や熱心な男性ゲーマー以外の層にもビデオゲーム市場を拡大することに注力しています。Wiiを家族全員、女性、そして高齢者向けのゲーム機として位置づけ、成功を収めたことは周知の事実です。

しかし、報告書によると、任天堂の拡大したゲーマー層である女子高生や30~40歳の男性は、DSを持ち歩くよりもiPhoneを持ち歩くほうがいいと言っているという。

比較的高価だった従来の家庭用ゲーム機用ゲームも景気低迷で打撃を受け、多くのゲーマーの注目は、何千もの無料ゲームがあり、ほとんどの有料タイトルが10ドル以下であるアップルのiTunes App Storeへと移った。