ニール・ヒューズ
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スターン・アギーのアナリスト、ショウ・ウー氏は水曜日、アップルの海外サプライチェーン関係者を引用し、部品の全体的なトレンドは7月まで改善を続けると投資家に報告した。この状況により価格設定がより有利になり、この変化から利益を得られるだろうとウー氏は考えている。
ウー氏は、アップルはこれまでテクノロジー業界において、低価格戦略を最も巧みに活用してきた企業の一つであることを証明してきたと述べた。その強みは、主に最高執行責任者(COO)のティム・クック氏によるものだという。
「これは、日本での不幸な出来事により今年初めに見られた状況とは正反対だ」とウー氏は記し、「部品価格が逆風ではなく、むしろ追い風になっている」と付け加えた。
以前の報道では、今年初めに日本を襲った壊滅的な地震と津波が、Appleをはじめとする多くのテクノロジー企業のサプライチェーンを揺るがしたと示唆されていました。この状況により、Appleは部品メーカーの多様化を余儀なくされ、日本国外への進出を余儀なくされたとされています。
震災後も部品供給の逼迫に関する報道は続いたものの、アップルは今回の事故が供給に大きな影響を及ぼしていないと公式に発表した。また、クックCEOは、日本における震災の経済的影響は「人的被害に比べれば取るに足らない」と述べた。
部品価格の上昇が見込まれることから、ウー氏はアップルの今四半期の粗利益率予想を39%から39.8%に引き上げた。また、2011年度通期の粗利益率予想も39.2%から39.5%に引き上げられた。
iPadの販売台数が680万台、iPhoneが1700万台、Macが390万台、iPodが830万台と予測されており、四半期売上高は246億ドル、1株当たり利益は5.95ドルと推定されます。2011年度については、ウー氏はAppleの売上高が1037億ドル、1株当たり利益が25.35ドルになると予測しています。
スターン・アギーはAAPL株の買い推奨を維持し、目標株価を460ドルとした。