ウィリアム・ギャラガー
· 1分で読めます
クレジット: Twitter
テスラのイーロン・マスク氏はツイッターの変革を望んでおり、同社株100%を買収するという「最善かつ最終的な提案」を行ったが、拒否された場合は株主としての再考をすると述べている。
イーロン・マスク氏はTwitterの株式9.2%を取得した後、取締役会への参加が発表されたものの、その後考えを変えて辞退した。そして今、マスク氏はTwitterを「変革」する必要があると考えていると取締役会に伝えたと報じられている。
デイリー・メールによると、マスク氏はツイッターを1株当たり54.20ドルで413億9000万ドルで完全買収することを提案したという。
「私はツイッターが世界中で言論の自由のプラットフォームとなる可能性を信じ、同社に投資した」とデイリー・メール紙はマスク氏が取締役会に語ったと伝えている。「そして言論の自由は機能する民主主義にとって社会的に必須のものだと信じています」
「しかし、投資をしてからというもの、今の形態ではTwitterは繁栄することも、この社会的責務を果たすこともできないことに気づきました」と彼は続けた。「Twitterは民間企業として変革する必要があるのです。」
「その結果、私はツイッターの株式100%を1株当たり54.20ドルの現金で買収することを提案している。これは私がツイッターへの投資を始める前日に比べて54%のプレミアムであり、私の投資が公表される前日に比べて38%のプレミアムだ」とマスク氏は述べた。
マスク氏はこれが最後の提案だと述べ、「もしこれが受け入れられなければ、株主としての立場を再考する必要があるだろう」と付け加えた。
マスク氏の買収意向は規制当局への提出書類で明らかになった。4月11日月曜日、マスク氏は証券取引委員会(SEC)に提出した書類に署名し、取締役就任を辞退したと発表した。
その文書によれば、マスク氏は取締役会に対し同社についての「見解を表明」できるだけでなく、希望すれば追加株を購入することもできる。
Twitterの取締役会はまだ公にコメントしていない。
「ツイッターには驚くべき可能性がある」とマスク氏は締めくくった。「私はその可能性を解き放つ」