Apple Vision Pro開発者キットの申し込みは7月に開始される可能性がある

Apple Vision Proヘッドセット向けのアプリを開発中の開発者は、まもなく開発キットに申し込むことができるようになる予定で、申し込みは7月に開始される見込みだ。

複合現実ヘッドセットの発表当時、AppleはApple Vision Proを2024年初頭まで発売しないと発表していた。しかし、ヘッドセットの発売に先立ちアプリの開発を促進するため、Apple Vision Pro開発キットを作成し、厳選された開発者に提供する予定だった。

AppleのAR/VRプロトタイパーであるエマニュエル・トモゼイ氏は金曜日のツイートで、開発キットがいつ入手可能になるのかという問い合わせが多数寄せられていると投稿しました。具体的な時期は明言していませんが、「7月にはVision Pro開発キットの申し込みが可能になるようです」とトモゼイ氏は述べています。

Tomozeiは、Appleの開発者向けページにあるvisionOSセクション内の「Work with Apple」ページへのリンクも提供しています。このページには、Appleのサポートが「7月に利用可能になる」と記載されています。

通常、Appleの未発売ハードウェア向け開発キットは、申請手続きを経て資格を満たした開発者に提供されます。また、ハードウェアは通常貸与デバイスであり、将来的にAppleに返却されることが想定されています。

Apple が開発者に提供する実際の支援は、開発者キットだけにとどまりません。

Appleはアプリとゲームの互換性評価を提供し、Vision OS内でのアプリの表示と動作に関するレポートを提供します。また、6か所に開発者ラボが設置され、開発者はApple Vision Pro上でアプリの動作を実際に体験することができます。