Apple、プレイグラウンドのサブスクリプションオプションなどを備えたSwift Playgrounds 2.0をリリース

Apple、プレイグラウンドのサブスクリプションオプションなどを備えたSwift Playgrounds 2.0をリリース

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Appleは水曜日、iOS、macOS、tvOS向けの一連の新しいベータ版ソフトウェアとともに、Swift Playgroundsのアップデートをリリースし、教育アプリにサブスクリプション、新しいロボットなどの新機能を追加しました。

サブスクリプション機能の追加は、Swift Playgrounds バージョン2.0における最も大きな変更点と言えるでしょう。ユーザーはサードパーティのクリエイターによるプレイグラウンドをサブスクリプションできるようになりました。開発者のプレイグラウンドオプションを閲覧した後、ユーザーは選択したコンテンツをダウンロードすることで、新しいバージョンが利用可能になった際に通知を受け取ることができます。

さらに、iPadアプリには「サブスクリプションを追加」ボタンをタップすることでアクセスできる新しいロボットが追加されました。IBMのTJBotとMekamonは、Appleのコーディング教育アプリでサポートされるようになったロボットの一部です。以前Swift Playgroundsに含まれていたサードパーティ製のロボットプレイグラウンドは、サブスクリプションセクションのそれぞれの作者ページに移動されました。

アプリのユーザーインターフェースに少し変更が加えられましたが、その中には、サブスクリプションを含むすべてのプレイグラウンドを1つのビューに表示する新しいコンテンツギャラリーがあります。この追加により、画面が整理され、新しいサブスクリプションオプションが際立ちます。

最後に、「場所」ボタンを使用すると、ユーザーは iOS 11 のファイル アプリからプレイグラウンドを開くことができるようになりました。また、iOS の機能とコマンドのドキュメントには、「ヘルプ」ボタンとツール メニューからアクセスできるようになりました。

Appleは、同社のプログラミング言語Swiftを使ったコーディング方法を学ぶための取り組みの一環として、2016年にSwift Playgroundsを初めてリリースしました。このソフトウェアは、3Dの世界、アニメーション、その他のインタラクティブなツールを活用し、あらゆる年齢のユーザー、さらにはコーディング経験のないユーザーにも基本的なコーディング技術を教えることができます。

Swift Playgrounds の最後のメジャーアップデートは 9 月にリリースされ、Apple は ARKit を使用した拡張現実チャレンジ、iPad のカメラへのアクセス機能、iOS 11 の統合などを導入しました。

Swift Playgrounds は、App Store から 234.5 MB の無料ダウンロードとなります。