ニール・ヒューズ
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コンコード証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏がAppleInsiderに語ったところによると、メーカー各社はGSMベースのiPhone 4の白い筐体の生産を開始し、来月の一般発売に先立ちApple社への出荷を開始するという。クオ氏はさらに、「Appleはフィルム素材を変更し、白いiPhoneの発売が遅れた原因であるフルラミネーションの問題を解決した」と付け加えた。この端末は当初、昨年6月に発売予定だった。クオ氏はCDMAベースの白いiPhoneの発売時期については明らかにしなかった。
CDMA iPhoneの導入、今週リリース予定のiOS 4.3、そして期待される白いiPhone 4の発売により、Kuo氏はAppleが2010年第1四半期に記録的な1,800万台のiPhoneを販売すると予測している。これは、2010年末のホリデーシーズンの売上台数1,620万台を優に上回る数字だ。
アップルが白色塗料の混色問題を解決したことを示すさらなる証拠が、先週発表されたiPad 2だった。この新しいタッチスクリーンタブレットは白黒両色で登場し、アップル最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏は両モデルとも発売日の3月11日に出荷すると述べ、サンフランシスコのイエルバブエナ芸術センターに集まった聴衆の笑いを誘った。
AppleInsiderは1月、Appleが自社の高い基準を満たす白いiPhone 4の製造を可能にする新素材の開発で大きな進歩を遂げたと報じた。しかし、従来の塗装方法で白いiPhone 4を製造しようとしたAppleの試みは、明らかに「膨大な」数の不良品を生み出した。
2010年にホワイトのiPhone 4を生産できなかったため、Appleは日本の企業と提携し、新しい塗料を開発しました。この新しい塗料は、塗料層の厚さをより正確に、より精密に制御できるようになったようです。
Appleは2010年、製造上の問題を理由に、iPhone 4(ホワイト)の発売を何度も延期せざるを得ませんでした。直近の延期は10月に発表されたもので、iPhone 4の発売開始から約9ヶ月後の春まで発売されないと発表されました。
せっかちなiPhone 4ユーザーの中には、Appleの海外サプライヤーから流出した部品を使ってカスタムメイドされた、非公式の白いiPhone 4モデルを購入することに成功した人もいます。白いモデルを所有している人の中には、Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏もいます。彼は1月に、公式モデルは「まもなく」出荷されると述べていました。また、彼はカスタムメイドモデルのカメラフラッシュに問題があるとも述べています。