IBM、企業向けMobileFirst iOSアプリ100個を達成、iPad Proの開発も計画

IBM、企業向けMobileFirst iOSアプリ100個を達成、iPad Proの開発も計画

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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IBMは水曜日、Appleと共同開発した100番目のMobileFirst iOSアプリを発表し、Appleの最新iOSデバイスであるiPad Pro向けの開発も約束した。

同社は、売上が3桁に達したアプリを具体的には明かさなかったものの、エア・カナダ、コカ・コーラ・アマティル、ボーダフォン・オランダ、アブダビ・イスラム銀行といった様々な顧客を挙げた。モバイルファーストの製品は現在、14の業界と65の職種に広がっているという。

IBMはプレスリリースで、iPad Pro向けのアプリを「現在開発中」と述べている。同社は詳細を多くは明らかにしなかったが、タブレットの優れたパフォーマンスと画面サイズ、そしてiOS 9のマルチタスク機能を活用することを約束した。

しかし、部屋のデザイン、取引の記録、メンテナンスログへの注釈付けなど、一部のアプリではApple Pencilが活用されることが示唆されている。

AppleのProマーケティングは、主にPencilやSmart Keyboardといったアクセサリを通して、企業やプロフェッショナルをターゲットとしてきました。実際、AppleはProの出荷前に、Appleと密接な企業関係にあるディズニーとピクサーでデモを実施していました。

MobileFirstとの提携は2014年7月に初めて始まった。それ以来、IBMとAppleは他の面でも緊密化しており、IBMは従業員にMacBookとApple Watchを導入し、Swift Sandboxを開発して、Webブラウザ経由でAppleのSwiftプログラミング言語を試すことができるようにした。