マルコム・オーウェン
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Googleフォトツール
Googleは、Googleフォトの全ユーザーにiPhone上のAI搭載編集ツールへのアクセスを提供する予定であり、ほとんどのユーザーにはサブスクリプションは不要となる。
PixelなどのGoogleスマートフォンは、ユーザーの写真に劇的な変化をもたらすAIベースのインテリジェント機能の恩恵を受けてきました。そして今、GoogleはiPhoneユーザーを含むより多くの人々にこれらのツールを開放しています。
Googleは水曜日の発表で、AIを活用した画像編集機能のいくつかをGoogleフォトの全ユーザーに提供すると発表した。
Googleは、Pixelスマートフォンだけでなく、より多くのデバイスでもツールを利用できるようにしています。Pixelタブレットは直接言及されていますが、互換性リストにはiPhoneも含まれています。
これらの機能を使用するには、3GB以上のメモリを搭載し、iOS 15以降を搭載したデバイスが必要です。また、Android 8.0以降を搭載したAndroidスマートフォン、またはChromeOS 118以降を搭載したChromebook Plusもご利用いただけます。
このツールは5月15日から他のデバイスのユーザーにも展開される予定だ。このプロセスは完了するまで数週間かかる見込みだ。
ほぼサブスクリプション無料
iPhoneユーザーが利用できる機能には、ぼやけた写真を改善する「写真ぼかし補正」や、ポートレート撮影時のユーザーの光を調整する「ポートレートライト」などがあります。また、写真から不要な要素を除去する「マジック消しゴム」も利用できます。
Google によれば、ほとんどのツールはサブスクリプションなしでも利用可能になるというが、サブスクリプションの影響を受けるツールが 1 つある。
生成AIツール「Magic Editor」を使えば、被写体の位置変更や背景の大幅な編集など、画像の複雑な編集が可能です。このツールはPixelデバイス向けに開発されましたが、4GB以上のメモリを搭載したiOSデバイスでも利用可能になる予定です。
ただし、Googleフォトユーザーは、Magic Editorで無料で保存できるのは月10回までです。2TB以上のストレージ容量を持つGoogle Oneプレミアムプランの加入者には、この10回までの保存制限はありません。
この発表は、Appleがユーザー向けにさらなる生成AIツールの提供可能性を模索している時期に行われました。Appleは独自のツールの開発に取り組んでいる一方、GoogleはiPhoneユーザー向けにプレミアムな生成AI機能を有料で提供することを検討していると報じられています。