AppleInsiderスタッフ
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キャスターのビル・ウィアーは、2月21日午後11時35分(東部時間)にABCネットワークで放送される番組の準備として、Apple社から中国・深圳の工場訪問の許可を得た。ABCニュースは、ウィアーがApple製品の製造現場を視察するために「工場内部に入った最初のジャーナリスト」だと主張している。
「長年、アップルとフォックスコンは莫大な利益と完全な秘密主義の代名詞だった。だからiPhoneやiPodの生産ラインを歩き回り、それらを作っている人々に会い、彼らの生活ぶりを見るのは興味深いことだった」とウィアー氏は語った。
何千人もの希望に満ちた応募者がフォックスコンの門に押し寄せた時、私たちのカメラは回っていました。私は数十人の現場作業員と幹部に、勤務時間や賃金から、工場での自殺をめぐる論争、そして深センの工場に張り巡らされている悪名高い「ジャンパーネット」まで、あらゆる話を聞きました。この訪問の後、私は二度とアップル製品を見る目がなくなるでしょう。
このニュースの一部は、「グッド・モーニング・アメリカ」「ワールド・ニュース・ウィズ・ダイアン・ソーヤー」、 ABCNews.com、ABCニュース・ラジオ、 ABCニュースワンなど、ABCニュースの他の番組やプラットフォームでも紹介される予定だ。
「ナイトライン」の特集は、ニューヨーク・タイムズ紙とCNNによるアップルのサプライチェーンに関する複数の注目を集めた報道に続くものだ。アップルとフォックスコンは、匿名の元幹部や従業員が、両社が長年にわたり労働権侵害を認識していながらそれを無視してきたと非難したことで、激しい非難を浴びている。
フォックスコンは金曜日、最大25パーセントの賃金引き上げを発表し、批判に対処しようとした。
Apple自身も、サプライチェーンの透明性と説明責任の向上に向けて取り組んでいます。先月発表した年次サプライヤー責任報告書の中で、初めてサプライヤーリストを公開しました。iPadメーカーである同社はまた、テクノロジー企業として初めて公正労働協会(FLA)に加盟し、サプライチェーン施設の独立評価を受けることに同意したことを発表しました。
FLA(米国労働組合)は今週、フォックスコンのApple iPad工場の全面監査を開始した。FLA会長のオーレット・ファン・ヘルデン氏は、フォックスコンの施設を初めて視察した後、操業は「一流」であると述べたものの、同時に「解決すべき多くの問題」も指摘した。