プリンス・マクリーン
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ウォール・ストリート・ジャーナルの記事は、iPadの日本での発売時の「熱狂」について詳しく述べており、購入者の列ができ、中には数日間待ち合わせをした人もいたという。
日本で3G iPadの独占キャリアであるソフトバンクは、さまざまな雑誌がiPadの発売を特集する中、わずか3日で予約受付を停止した。
「ソフトバンクは、アップルから予約受付数や金曜日の配布数を公表しないよう厳重に指示されていると述べている」と報道は伝えている。「消費者が金曜日に予約なしでiPadを購入できるかどうかさえも明らかにしていない」
ニューヨーク・タイムズ紙の発表記事では、Appleのこれまでの発表と同様に成功を収めたと指摘されている。iPodは音楽プレーヤー市場を席巻し続けており、iPhoneは日本で大成功を収めている。MM総研のデータによると、Appleは日本のスマートフォン市場で72%のシェアを占めている。
タイムズ紙によると、iPadの発売を記念して都心部のアップルストアには1200人が列をなしたという。
iPad向け日本語コンテンツ
iPadの発売に関心を持っているのは消費者だけではありません。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、日本のゲーム開発会社コナミデジタルエンタテインメントは、「かつては任天堂のWiiのような専用機向けのゲーム開発に専念し、最近では携帯電話向けのゲーム開発にも注力していた」とのことですが、iPad向けに『メタルギア ソリッド タッチ』をリリースしました。カプコンも同様に、『バイオハザード4』をiPad向けにリフォーマットすると発表しています。
「長らくオンライン化に慎重だった日本の出版社は、iPad向けに自社タイトルの提供を急いでいる」とレポートは指摘している。大手女性誌の主婦の友社は、約50誌の雑誌と書籍を取り扱うiPad向け電子書籍ストアを開設すると発表した。また、ヤフージャパンはiPadユーザーに100冊のコミックを無料提供する計画だとも報じられている。
しかし、アップルの新しいタブレットには競争相手がいないわけではない。日本第2位の新聞社である朝日新聞が木曜日、ソニーの電子書籍コンテンツプラットフォーム、出版社の凸版印刷、そしてアップルの日本の独占モバイルパートナーであるソフトバンクの競合である携帯電話キャリアのKDDIと提携すると報じた。