AppleInsiderスタッフ
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相が5月にアップルのパロアルト本社を訪問。
AppleのCEOティム・クック氏と選抜された幹部らは、トルコ初の実店舗Apple Storeに立ち寄る時間を節約しつつ、40億ドルを超えるiPadの教育分野への導入の可能性について話し合うため、2月にトルコを訪問すると報じられている。
トルコ語の出版物emlakkulisi.com (機械翻訳)によると、クック氏は来年トルコを訪問し、黒板や教科書を最新のコンピューター機器に置き換えることを目指す同国のいわゆる「FATIHプロジェクト」についてアブドラ・ギュル大統領と会談する予定だ。
5月、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、FATIHプロジェクトへの入札に先立ち、このテクノロジー大手の最新の技術進歩を視察するためアップル本社を訪問した。
このプログラムの初期段階では、1,060万台のタブレットの購入が予定されており、その後、200万台から250万台のiPadの購入が予定されています。この取り組みは合計4年間で展開される予定で、30億ドルから40億ドルの費用がかかると見込まれています。
同誌によると、クック氏は大統領との会談に加え、来年初めにオープン予定のイスタンブールのゾルルセンターにあるトルコ初のアップルストアも訪問する予定だという。21,500平方フィート(約2,100平方メートル)を超えるこの店舗は、ニューヨークの有名な五番街店に似た、全面ガラス張りのキューブ型の屋根構造が特徴と言われている。
Appleは、米国や欧州といった既存市場を越えて、発展途上国への進出を着実に進めており、その力は明らかに強まっている。イスタンブールの実店舗型Apple Storeは、10月にトルコでオープンしたオンラインApple Storeに続き、トルコにおける2番目の公式小売店となる。