Adobe ID 障害により Creative Cloud が 24 時間近くダウン

水曜日の夜以降、Adobeのクリエイティブアプリケーションスイートへのアクセスを「レンタル」できるCreative Cloudを含むAdobeのあらゆるサービスに加入者がサインインできなくなり、同社のサービスに依存している多くの人々が困窮している。

Creative Cloudで問題が山積みになり始めたのは、水曜日の東部標準時午後3時頃、一部のユーザーがアプリケーションをダウンロードできないという問題が発生したのがきっかけでした。その後、チームアカウントの変更に関する問題、Creative Cloudの新規サブスクリプションの購入やAdobe IDの新規作成に影響を及ぼす障害、そして最後にサインインに関する問題が発生しました。

Adobeは水曜日の夜以降、数件の謝罪ツイートと「できるだけ早く復旧する」という約束を除けば、この件についてほぼ沈黙を守っている。根本的な原因はAdobe IDシステムの障害にあるようだ。Adobe IDシステムは、AppleのデバイスやサービスにおけるApple IDのような役割を担っている。

Creative Cloud アプリケーションでは、サブスクリプションを確認するためにユーザーがオンラインである必要があるため、ソフトウェアが既にインストールされている加入者は、アプリケーションを開く前にコンピューターをオフラインにすることで、認証の問題を回避できる可能性があります。

Adobeは昨年、人気のCreative Suiteのスタンドアロン版の提供を中止し、最新版へのアップグレードを希望するユーザーはCreative Cloudサブスクリプションモデルでの購入を余儀なくされました。多くのユーザーがこの決定を批判し、今回のような潜在的なシナリオを挙げています。