アップルが違法な反組合戦術をとったと労働委員会が判断

アップルが違法な反組合戦術をとったと労働委員会が判断

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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アップル カンバーランド モール

全米労働関係委員会は、アップルが従業員の尋問や強制を含む反組合戦術を使って組合結成の取り組みを阻止しようとした証拠を持っている。

アップルは長年、特にジョージア州アトランタの店舗において、反組合的な戦術をとっていると疑われてきた。5月には、アップル・カンバーランド・モールの店舗従業員が、同社が進行中の組合活動に反対していると非難した。

同月、労働者らはアップルが「彼らを脅迫し、組合結成の権利を妨害するために組織的かつ巧妙なキャンペーンを実施した」として、組合投票要求を取り下げた。

現在、全米労働関係委員会(NLRB)は、Apple社が強制的な反組合集会を開催したことで連邦法に違反したと判断したとブルームバーグが報じている。この集会で経営陣は組合結成を求める従業員に対し威圧的な発言を行ったという。

NLRBのアトランタ地域ディレクターは、Appleが従業員と和解しない場合には苦情を申し立てる予定だ。

10月、アップルはニューヨーク市の店舗で組合破壊が行われたとの告発を受けてNLRBから苦情を受けた。

11月、セントルイス・ギャラリア・モールにあるアップルの直営店は、労働組合結成の試みを断念し、その理由として会社側がそのような取り組みに敵対的であると述べた。