バークレイズ、スマートフォン需要の全体的な問題によりAAPL目標を115ドルに引き下げ

バークレイズ、スマートフォン需要の全体的な問題によりAAPL目標を115ドルに引き下げ

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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バークレイズのアナリストは金曜日、アップル株の目標価格を「オーバーウェイト」の格付けを維持しつつも、スマートフォンの需要が低迷していることや、アップルが競争で優位に立てないとの見通しを理由に、121ドルから115ドルに引き下げた。

AppleInsiderが入手した投資家向けメモの中で、マーク・モスコウィッツ氏は、iPhoneの出荷台数予測が第4四半期で4,090万台から3,990万台に、第2四半期で4,660万台から4,390万台に下方修正されたと記している。モスコウィッツ氏は、2016年のiPhone出荷台数を2億1,210万台から2億370万台に下方修正し、2017年の出荷台数を2億3,380万台から2億2,440万台に下方修正した。

年間ユニット数から判断すると、2016 年は 12% 減少するが、来年は 10% 回復すると予想される。

モスコウィッツ氏は、今年9月に発売される「iPhone 7」の後、Appleの株価は上昇する可能性があると示唆したが、次の「メガサイクル」は来年まで予測されていない。その年には「フォームファクタの大幅な変更」を伴うiPhoneが登場すると予想されている。そのモデルには、エッジツーエッジのOLEDまたはAMOLEDディスプレイが搭載され、カメラとTouch IDコンポーネントが統合される可能性があると噂されている。

アップルは7月26日に第4四半期の業績を発表する予定だ。同社の見通しは暗いもので、前年同期比で売上高が数十億ドル減少すると予想されている。