ニール・ヒューズ
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パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は金曜日、グーグルが木曜日にAndroidのアクティベーション数が1日あたり55万台を超えたと発表したにもかかわらず、6月四半期のiPhone販売台数を1,600万台と予測しており、その見通しに依然として満足していると述べた。グーグルは四半期決算報告の中で、6月四半期のAndroidアクティベーション数が約5,000万台で、前四半期比57%増だったと明らかにした。
比較のために、マンスターは、iPhone、iPad、iPod touchを含むiOS搭載デバイスのアクティベーション台数を、第4四半期で2,900万台と予測している。これは前四半期比わずか2%の増加となる。
「iPhoneのアップグレード時期のずれを考慮すると、Appleの数字は誤解を招くほど低い」とマンスター氏は投資家向けメモに記した。「もしiPhone 5が6月に出荷されていたら、iOSデバイスは(前四半期比で)約20%増加していただろうと我々は考えている」
彼は、成長を続けるスマートフォン市場において、GoogleのAndroidとAppleのiOSという明確な2つの勝者がいると考えている。そして彼の見解では、Androidのアクティベーション数はその成長の著しい証拠であり、これはAppleとiPhoneの売上にプラスとなるだろう。
マンスター氏はまた、Androidは様々なハードウェアメーカーから様々な構成のデバイスで提供されていると指摘した。一方、iPhoneとiPadのラインナップは非常に限られており、直接比較するのはやや不公平だ。
同氏はまた、Androidはプリペイド方式の新興市場で大きな成功を収めているようだが、Appleはこれらの国でそれほど好調ではないと述べた。しかし、一部の予測とは異なり、Appleが今年中に低価格帯の新型iPhoneを発売するとは予想していない。
マンスター氏は、アップルが来年、旧世代のiPhoneを新興市場に投入すると予測している。これは、アップルが今年第5世代iPhoneを発売した後も、2009年に初代iPhoneを発売したiPhone 3GSを販売し続けるだろうというある報道とも一致する。
マンスター氏は、今年第5世代iPhoneが発売されると、9月期のiPhone販売が「大幅に増加する」と予想している。同四半期には、総販売台数が2100万台に達すると予測している。