ニール・ヒューズ
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パイパー・ジャフレー
アナリストのジーン・マンスター氏は、iPhone 4の販売好調は、近い将来にいくつかの好材料が加わることで継続すると予想していると述べた。中でも注目すべきは、急速な国際展開で、新型iPhoneは9月末までに合計88カ国で発売される予定だ。
アップル社は先週、製造上の問題により先週の発売日に間に合わなかった白いiPhone 4を7月に発売することも明らかにした。
さらに、マンスター氏は、出荷が7月に延期された後に約20万件の予約注文(Appleから直接発表された60万件の3分の1)が行われたと推測している。現在、Appleからの新型iPhone 4の予約注文は3週間待ちとなっている。
マンスター氏は、今週締めくくられる6月四半期に、Appleが950万台のiPhoneを販売すると予測している。Appleが発表した170万台という販売台数は、同氏の以前のハイエンド予測より20万台多いにもかかわらず、この数字は変更されていない。同氏は、iPhone 4の好調な発売が既に3ヶ月間の想定に織り込まれているため、6月四半期の予測は変更しないと述べた。
UBS投資調査
アナリストのメイナード・ウム氏は、Appleの今四半期のiPhone販売台数が800万台にとどまると予想している。これは前四半期の記録的な875万台から減少する。しかし、iPhone 4の供給が来四半期に需要に追いつけば、少なくとも980万台は販売されると予想している。この数字は「控えめ」だと認めているものの、おそらくそれ以上になるだろう。
「週末を通してほとんどの店舗で売り切れ、もしくは在庫がほとんど残っていないことから、需要は供給を上回り続けています。Appleのオンラインストアでは現在、デバイスの到着まで3週間待ちとなっています」とUm氏は記している。「当社が独自に調査したところ、Appleは7月にさらに18カ国(9月末までに88カ国)で発売する予定であるため、需要はしばらく堅調に推移すると予想されます。Appleは現在、製造可能なすべてのデバイスを売り切っていると考えられます。」