マイキー・キャンベル
· 1分で読めます
チップワークスは金曜日、サムスンの新しいギャラクシーS III端末に搭載されている裏面照射型センサーがソニーから供給されており、アップルのiPhone 4Sに使用されている部品の新型である可能性があると確認した。
iFixitは当初、このセンサーはiPhone 4Sに搭載されているものと「基本的に同じユニット」だと主張していましたが、チップをさらに詳しく調べたところ、若干改良された製品である可能性があることが判明しました。しかし、Samsungが独自のメモリと光学系を採用しているため、両デバイスの類似点はカメラセンサーのみのようです。
その他の興味深い発見としては、Samsungが設計した1.4GHzクアッドコアExynosパッケージ・オン・パッケージARMプロセッサが挙げられます。これは、最新のiPad 2や第3世代Apple TVに搭載されているAppleのA5 rev. 2チップと同じ32nmプロセスで製造されています。Aシリーズプロセッサの内部設計はAppleが担当していますが、製造はSamsungが自社のファウンドリーで行っており、そのファウンドリーの一つはテキサス州にあります。
サムスンの新型Galaxy S IIIスマートフォンに搭載されたソニー製センサー(左)と組み立てられたカメラユニット(右)。| 出典:ChipWorksおよびiFixit
分解から:
- Samsung Exynos 4412 クアッドコア A9 プロセッサ、1GB LP DDR2 グリーンメモリ搭載 (K3PE7E700M-XGC2)
- 村田製作所 M2322007 WiFiモジュール
- Samsung KMVTU000LM eMMC(16GB)+MDDR(64MB) NANDフラッシュ
- インテル ワイヤレス PMB9811X ゴールド ベースバンド プロセッサー
- MAX77693とMAX77686
- Broadcom BCM47511 統合モノリシック GNSS 受信機
- ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス WM1811 ステレオコーデック
- Skyworks SKY77604 マルチバンドパワーアンプ
- Silicon Image 9244 低電力 MHL トランスミッター
- NXP PN544 NFCチップ
- インフィニオン PMB5712 RFトランシーバー
Samsungの大型スマートフォンは、1280x720ピクセルの解像度を持つ4.8インチのSuper AMOLEDディスプレイを搭載し、コーニング社の新型Gorilla Glass 2で覆われています。この強力な電源は、同社の「S Beam」サービスで使用される近距離無線通信(NFC)モジュールを内蔵した3.8ボルト、2100mAhのバッテリーです。ちなみに、Appleの13インチMacBook Proは1280x800ピクセルの解像度を誇り、iPhone 4Sは1420mAhのバッテリーを搭載しています。