ジョブズ氏、アップルストアの賃貸契約後、32フィートのガラスキューブを希望 | AppleInsider

ジョブズ氏、アップルストアの賃貸契約後、32フィートのガラスキューブを希望 | AppleInsider

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真

· 1分で読めます

GMビル内の広大な地下アップルストアの契約が長らく待ち望まれていたが、最近になって契約がまとまった。しかし、ニューヨーク・マガジンの報道によると、その前に地主のハリー・マックロー氏が、スティーブ・ジョブズ氏に、リース期間満了時に900万ドルの巨大なガラスのキューブを持ち去ってよいと約束していたという。

報道によると、ジョブズ氏は、五番街プラザの店舗入口となる、32フィート四方の中空ガラス構造物を自ら設計したという。過去1ヶ月間、作業員たちが宝石のような巨大な構造物を、一枚一枚の細いガラス板を組み立てる様子が見られた。

「スティーブ・ジョブズは、キューブを作ったのは自分だから、自分のものだと考えていた」とアップルのブローカー、ロバート・フッターマン氏は語り、マックロウ氏がキューブをそのまま残しておきたかったと指摘した。「土壇場で、それが最大の問題だったんだ」

報道によれば、マックロウはジョブズ氏を積極的に誘致し、カリフォルニアに2度飛び、24,000平方フィートの小売スペースを市場賃料よりはるかに安い1平方フィート当たり1,000ドルで提供したという。

「20年のリース期間の終了時に、ジョブズはキューブを撤去する前に、同等の構造のものに交換しなければなりません。」

GMビルの旗艦店となるAppleストアは来春オープン予定となっている。

5番街のApple小売店入口のレンダリング。