アップル、サンフランシスコのバーに残されたもう一つの行方不明のiPhoneプロトタイプを捜索中

アップル、サンフランシスコのバーに残されたもう一つの行方不明のiPhoneプロトタイプを捜索中

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

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アップルは、今度はサンフランシスコのミッション地区のバーに置き忘れられたもう一つの行方不明のiPhoneの試作品を回収するため、警察と緊急に協力している。

CNETの報道によると、新しいプロトタイプは7月末に行方不明になったという。

Apple のセキュリティチームは、iPhone 4 の発売直前に起きた恥ずかしい事件の再現を避けるため、行方不明のデバイスを探し出して回収しようと奔走した。当時、同じように紛失した先進的なプロトタイプが見つかり、最終的にGizmodoの手に渡り、同社は発見者に 5,000 ドルを支払い、その後、正式発表直前にデバイスの写真を公開した。

昨年盗まれたiPhone 4のプロトタイプの発見と売却に関与したとされる2人、ブライアン・ホーガンとセージ・ワロワーは遺失物横領と盗難品所持の罪で告訴されたが、サンマテオ郡地方検事局はギズモードに対する訴訟はあまりにも負担が大きすぎると判断した。

行方不明のiPhone 5を探す

アップルは、紛失したプロトタイプの位置を、ミッション地区22番街のバー「Cava22」(下の写真)からサンフランシスコ近郊のバーナルハイツ地区にある住宅まで追跡しました。同社の担当者は警察に連絡し、デバイスの回収に協力を求めました。アップルは、このデバイスを「プライスレス」と表現したと報じられています。

警察は現場で20代前半の男性に事情聴取を行った。男性はバーにいたことは認めたものの、試作品は持っていないし、それについて何も知らないと述べた。男性は警察による家宅捜索を許可したが、何も発見されなかった。

報道によると、アップルの担当者は、この男性に対し、機器の回収に対して「何の質問もせず」現金による報酬を提示したというが、男性は機器について何も知らないと言い続けた。

Appleは紛失の詳細を警察に届け出ておらず(届け出があれば端末の詳細が公開されるはずだった)、どうやら未だに端末は回収されていないようだ。報告書には、プロトタイプがCraigslistで200ドルで売却された可能性があると記されていたが、AppleもCraigslistもこの件についてコメントを控えている。