サム・オリバー
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韓国のクレシンは火曜日、同社がアップルのグローバルサプライマネージャーであるポール・ディバイン氏と初めて会ったのは2006年初めだったと発表した。ロイター通信によると、同社はアップルへの供給交渉中で、ディバイン氏はコンサルティングサービスを申し出ていたという。
匿名の関係者によると、同社は2007年にサプライマネージャーと「法的契約」を結び、「米国市場に関する一般的な情報」と引き換えに「少額のコンサルティング料」を支払っていたという。クレシン社は、アップルのiPodシリーズに同梱されるイヤホンを供給している。
さらに、Jin Li Mould Manufacturingの所有者であるJLJ Holdingsは、Appleによるキックバック疑惑について調査中であると述べた。同社は、起訴状にはディバイン氏に加え、Jin Liの元従業員の名前も挙がっていると述べた。
月曜日、ケーダー・エレクトロニクスの親会社であるペガトロンは、2005年から2008年の間に仲介取引会社に仲介手数料を支払っていたことを認めた。この事件は、ペガトロンが2005年以来アップル社にiPodの梱包箱を供給してきたケーダーを買収する前に起きた。同社の広報担当者は、個人に金銭が支払われたことは一度もないと述べた。
この訴訟ではさらに3社が名前を挙げられているが、コメントしていない。シンガポールのGlocom/Lateral SolutionsとFatestning Technologies、台湾のNishoku Technologyである。
ディバイン氏は月曜日、カリフォルニア州サンノゼの裁判所に出廷し、アップルのサプライヤーに機密情報を提供し、交渉を有利に進めたとの容疑に対し無罪を主張した。同氏は金曜日に逮捕され、通信詐欺、キックバック、マネーロンダリングを含む23件の罪で起訴された。
ディバイン氏はまた、アジアのサプライヤーから100万ドル以上の賄賂を受け取ったとして、アップルから民事訴訟を起こされている。