ケイティ・マーサル
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調査会社IDCによると、Appleは2011年第1四半期に推定137万5000台を販売し、米国PC市場におけるシェア8.5%を獲得した。Appleの市場シェアは、2010年第1四半期の7%から大幅に上昇した。
アップルの9.6%の成長率は市場平均を大きく上回ったが、ライバルである東芝は前年比10.4%とさらに高い成長率を示した。アップルは東芝に次ぐ米国4位となった。
売上高トップのHPは2010年比2.4%減、デルは11.8%減となった。売上高構成比はHPが27%、デルが23.1%だった。
5位となったエイサーは42.1%の大幅下落となり、販売台数133万1000台で市場シェア8.3%を獲得した。
エイサーとその低価格・低消費電力ネットブックシリーズは、Appleが昨年iPadを発売して以来、苦戦を強いられてきた。3月、エイサーは「事業運営を抜本的に見直し」、市場シェアではなく利益率を重視する計画を発表した。
世界全体のPC販売は前年比3.2%減少しました。HPとDellはそれぞれ第1位と第2位を維持していましたが、両社とも総売上高は前年比で減少しました。2011年第1四半期の市場シェアは、HPが18.9%、Dellが12.8%でした。
世界市場ではエイサーが3位となり、売上高は15.8%減少したが、米国ほど劇的な減少ではなかった。レノボは売上高10.1%で4位、東芝は6%で5位だった。
IDCのクライアント&ディスプレイ担当プログラムバイスプレジデント、ボブ・オドネル氏は次のように述べています。「米国および世界のPC市場は依然として厳しい状況にあり、この状況は次四半期まで続くと予想されますが、下半期には改善に転じるでしょう。第1四半期の商業成長は予想を下回り、消費者市場における継続的な課題を相殺することはできませんでした。この落ち込みをメディアタブレットの成長に完全に帰してしまいがちですが、PCの寿命延長や魅力的な新しいPCエクスペリエンスの欠如など、他の要因も同様に重要な役割を果たしたと考えています。」