AppleInsiderスタッフ
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出典:ESPN
アップルがBBCの人気番組「トップ・ギア」のキャスト獲得も含め、オリジナルコンテンツの制作に興味を示しているとの噂に続き、火曜日の報道によると、同社はESPNの元スター、ビル・シモンズ氏をチームに迎える協議を行っているという。
Re/codeによると、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長エディ・キュー氏は今夏、シモンズ氏と独占ポッドキャスト契約を結ぶための交渉を行っていたという。しかし、この交渉は「せいぜい予備段階」だったと関係者は指摘しており、結局は実現しなかったという。
ヤフーも自社の動画サービスのためにこのスポーツ解説者を獲得しようとしていたが、最終的にシモンズは10月に開始されるポッドキャストタイトルを含む複数のコンテンツプラットフォームをカバーする複数年契約でHBOと契約を結んだ。
Appleは、Netflix、Hulu、Amazonのようなオリジナルコンテンツ制作への参入を検討していると言われています。このプロジェクトはまだ初期段階にあり、実現するかどうかは分かりませんが、Cueはハリウッドで長編映画やエピソードシリーズでの提携の可能性を探っているようです。
月曜日の報道によると、アップルはBBCの「トップ・ギア」に出演していたジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイの3人に「大胆なオファー」をしたという。クラークソンは撮影中にプロデューサーの顔面を殴ったとして解雇され、3人は最近同番組を降板した。この3人は7月にアマゾンに買収され、高額とみられる契約を結んだ。
アップルが、長らくiTunesが独占してきた音楽を通じてエンターテインメント業界に参入すると予想する者もいたが、同社のコンテンツ制作の取り組みは今のところ、アップルミュージックのBeats 1ラジオに限られている。