CasetekのApple iPhoneケース供給への今後の貢献については報道が分かれている

CasetekのApple iPhoneケース供給への今後の貢献については報道が分かれている

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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あるサプライチェーン監視者は、Apple のケース製造会社 Casetek が将来の iPhone の筐体を供給する予定であると主張しているが、このメーカーの CEO の発言はこの件に関してはるかに明確ではなく、将来の契約の可能性のみを示唆している。

Digitimesのサプライチェーンレポートでは、機械加工会社 Casetek がすでに iPhone ケースの注文を獲得していると主張しているが、Casetek CEO の Gary Chuang 氏の発言は異なる様相を呈している。

「iMac、iPad、MacBook…これまで供給していない製品はiPhoneだけです」とチャン氏は台北タイムズ紙に語った。「来年はこの事業の発展に注力していきます。」

iPhoneケースの契約について直接質問されたチュアン氏は、現在の製品ラインナップに対するアップルの「好意的なフィードバック」を考えると、同社には「来年は良いチャンスがある」と述べた。

Casetekは2015年にMacBookの生産契約を獲得した。同社は新しい13インチおよび15インチMacBook Proのケース部品の主要サプライヤーである。

チュアン氏は、同社の2017年の収益増加は、Digitimesが主張したようにiPhone契約によるものではなく、ノートパソコンの売上増加によるものだと予想している。

同社は最近、フライス加工用の生産設備に6,600万ドルを費やすことを承認したほか、既存の工場の建設能力を向上させるためにさらに1,000台のCNCマシンを設置する計画を以前に発表している。

チュアン氏は、新しい機械は、使用される材料がアルミニウムであろうとガラスであろうと、Apple のケースのニーズを満たすことができると主張している。

同社が iPhone ケース製造に進出するという報道が事実であれば、同社は Catcher Technology、Foxconn、Jabil に続き、iPhone ケースの第 4 位のサプライヤーとなる。