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Apple CEO ティム・クック氏が D11 カンファレンスに出席。| 出典: AllThingsD
D11カンファレンスでのインタビューで、Apple CEOのティム・クック氏は、同社のインダストリアルデザイン担当上級副社長のジョナサン・アイブ氏が、6月のWWDCで発表される予定の次世代オペレーティングシステムの開発に重要な役割を果たしたと述べた。
AllThingsD のWalt Mossberg 氏は、来月開催される Apple の世界開発者会議で発表される予定の iOS 7 への Ive 氏の関与について Cook 氏に質問した。
「そうだね。ジョニーは本当に鍵となる存在だ」とクックは言った。
同氏はさらに、昨年秋に起きた経営刷新が最終的に当時のiOS責任者スコット・フォーストール氏の解任に至った経緯についても語った。
「昨秋、我々はイノベーションを本格化させるために、物事を一新しました」とクック氏は述べた。「ポストPC時代に優れた製品を生み出す鍵は、驚異的なハードウェア、驚異的なソフトウェア、そして驚異的なサービスです。そして、それらを組み合わせることで、何が何だかわからないほどに進化させるのです。魔法は、その交差点に宿るのです。」
フォーストール氏の退任について問われると、クック氏は何も答えず、代わりに質問をそらして、iOSとOS Xの進歩に焦点を当てた。
「ジョニーが長年にわたりアップルの外観と雰囲気に大きく貢献し、ソフトウェアでも同様のことができると認識していました。これは本当に素晴らしいことだと思います」とクック氏はアイブ氏について語った。
Apple の 2 つの主力オペレーティング システムの全体的な状況については、クック氏はその結果に満足しているようだ。
「あれから7ヶ月が経ちましたが、信じられないほどの変化だったと思います」と彼は語った。「クレイグ(フェデリギ氏)がiOSとOS Xを担当してくれていますが、それは素晴らしいことです。」
フェデリギ氏は昨秋の人事異動の一環としてその職に就いた。
クック氏は「iOSとOS Xの将来」は6月のWWDC 2013で発表される予定だと語った。