Apple、802.11acの問題を解決するため「MacBook Air WiFi Update 1.0」をテスト中か

Apple、802.11acの問題を解決するため「MacBook Air WiFi Update 1.0」をテスト中か

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

· 1分で読めます

Appleは、最新のMacBook Airのリフレッシュ版で802.11ac Wi-Fiの問題が報告されたことへの対応として、金曜日遅くに選ばれたユーザーに対し、薄型軽量ラップトップ向けの近々予定されているWi-Fi中心のソフトウェアアップデートをテストするためのAppleSeedプログラムへの参加を申し出る招待状の送付を開始した。

メールを受け取った人々はAppleInsiderに対し、Appleは選ばれた顧客に「MacBook Air WiFi Update 1.0」のプレリリース版を提供し、新しいマシンにインストールして使用し、テストの過程で見つかったバグについてのフィードバックを求めると語った。

AppleSeed の招待状では明確に述べられていないが、このアップデートは、Apple が比較的新しい 802.11ac ワイヤレス標準を実装したことにより一部の顧客が経験した最近の Wi-Fi 接続の問題に関連しているものと考えられている。

最近リリースされた 11 インチおよび 13 インチの MacBook Air は、高速ワイヤレス プロトコルを実装した最初の Mac であり、新しい AirPort Extreme または AirPort Time Capsule と組み合わせると、理論上の速度が最大 1300Mbps に達します。

この技術には将来性があるものの、11ac に関連するスループットの制限について不満を訴える所有者が増えており、OS X のワイヤレス スタックが少なくとも部分的に原因であると推測する報告もある。

Appleのサポートコミュニティのウェブページにあるスレッドでは、AppleSeedへの招待が確認されているようですが、ソフトウェアに関する情報はほとんど提供されていません。Appleの利用規約にすでに同意した人によると、Appleはまだ招待コードを有効化しておらず、ソフトウェアも配布していないとのことです。

2012年12月、AppleはRetinaディスプレイ搭載MacBook Proの発売から2か月後に、Mac向けに同様のWi-Fi互換性アップデートをリリースしました。当時、この新型MacBook Proのユーザーから、5GHz帯の802.11nネットワークの認識に問題があるという苦情が寄せられていました。