調査によると、Apple iPadが世界のタブレット出荷台数を124%増加させたという。

調査によると、Apple iPadが世界のタブレット出荷台数を124%増加させたという。

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NPD DisplaySearchは火曜日に発表した四半期モバイルPC出荷および予測レポートの中で、タブレット市場は主にAppleの売れ筋iPadに牽引され、引き続き堅調な成長を示していることを明らかにした。

2012年暦年第1四半期、AppleのモバイルPC事業(タブレットとノートパソコンを含む)は前年同期比118%の成長を記録しました。その出荷の大部分はiPadによるものでした。iPadは同社のモバイルPC出荷のほぼ5分の4を占め、出荷台数は1,360万台に達し、前年同期比162%増となりました。

アップル社が第2四半期の決算発表で発表した数字はやや控えめで、iPadの出荷台数は1180万台と、2011年の同時期と比べて151%の増加となった。

Appleは世界タブレット市場の62.8%を獲得した一方、AmazonのKindle Fireは、160万台を出荷し7.5%のシェアしか獲得できなかったSamsungに第2位の座を奪われた。Kindleは90万台を出荷したが、シェアはわずか4%にとどまった。上位5社はRIMとASUSで、それぞれ50万台を出荷し、それぞれ2.3%のシェアを獲得した。Barnes & NobleのNookは第1四半期にトップ5から脱落したが、Microsoftの3億ドルの増資によって、同社は再び地位を取り戻す可能性がある。

2012年第1四半期の世界タブレット出荷台数。| 出典: NPD DisplaySearch

iPadの驚異的な販売数により、AppleはモバイルPC市場での首位を維持した。タブレットとノートパソコンの出荷台数は22.5%となり、2位のHPの11.6%のほぼ2倍のシェアを獲得した。iPadとMacBookの合計出荷台数は1,720万台に達し、HPは890万台だった。残りの3つのシェアは、Acer、Lenovo、Dellがノートパソコンの出荷台数で占め、それぞれ9%、7.7%、7.3%となった。

ノートパソコンおよびミニノートパソコンのランキングでは、今年もトップ5にランクインしませんでした。トップはHPで、出荷台数は890万台、シェアは16.2%でした。2位はAcerで650万台、続いてLenovo、Dell、ASUSが続きました。

IDC の結果より若干保守的ではあるものの、DisplaySearch の調査結果は大まかな点では一致しており、iPad が Apple のモバイル戦略にとっていかに重要であるかを示しています。